赤と白のコントラストが沖縄瓦屋根の特徴です。

沖縄2日目は6時半にホテル出発して7時15分からラウンドするという苦行のようなゴルフでスタートしました。しかも天気は昨日とはうって変わって暴風吹き荒れており、風に嫌われまくった私は悲しい思いをしました。沖縄では18Hスループレーは当たり前でしてラウンド終わってから昼飯食って成績発表。スコアは58,51の21位/27人でした。
やっぱりヒドーーーーー!
那覇空港に15時着でしたが、フライトは19時45分…お土産をゆっくり選んで買ってもあと4時間・・・

何したらええねぇーん!!!ってことでブログ更新です。

沖縄の伝統 赤瓦屋根

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とってもきれいな風景ですね。
沖縄の屋根といえば赤瓦なわけですが、工法が非常に特殊です。平瓦と丸瓦の組み合わせで葺くところまでは同じなのですが、なんと瓦同士の隙間を全て漆喰(シックイ)で埋めちゃうんです。

そして、シーサーのっけて魔除け

昨日のブログ⇒沖縄と言えばシーサー。。。

沖縄は赤瓦に漆喰を塗りたくる理由

沖縄は台風がとっても多く通過します。ニュースでもよく見ます。大きなヤシの木がこれでもかってぐらいナナメってる姿を。それぐらい沖縄の台風はきっついのです。

昔の瓦屋根は屋根野地の上に粘度の高い土を置いて瓦を押し付け接着していました。普段の風程度ではこれで十分なのですが、沖縄のきっつい台風は瓦を飛ばしてしまうんですね。そこで編み出された工法が『必殺!漆喰固め』だったのです。

小さな日本ですが、その地その地に合った工法があるんですねぇ。今は釘打ちしちゃうので、そんな台風で飛んじゃうってことはないですが、今でも沖縄の古き良き屋根の継承として赤瓦に漆喰固めは残っています。

漆喰は瓦に比べて劣化がかなり早いので、定期的に漆喰の塗り替えが必要です。イニシャルもランニングコストもかかりますが、沖縄ならではの伝統工法を続けてほしいと切に願います。

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以上、沖縄好きの大阪の観光客からのお願いでした。

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渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
瓦寅工業株式会社は大正5年創業の100年企業です。社寺仏閣から戸建住宅まで幅広く、屋根工事専門店として施工させて頂いております。 その中でも「修繕の寅さん」は一般住宅の屋根修理、葺き替え、リフォームに特化した店舗です。屋根のトラブル問い合わせは屋根一筋100年、屋根のプロである修繕の寅さんに御一報下さい。 100年培った「知識、経験、技術」で工事させて頂きます。 【本社】大阪市生野区林寺1-5-14 【堺ショールーム】堺市中区大野芝町225-3 ≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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