「夏涼しく、冬暖かい」のポイントは熱移動の3原則

こんにちは。修繕の寅さんの渡邊です。

最近は夏はめっちゃ暑いし、冬はめっちゃ寒いですね。当たり前だろ!って思われがちですけど、ちょっと異常じゃないですか?最近の気候は…

夏は涼しく、冬は暖かいところで暮らしたいと思うのは当たり前ですよね。

そんな暮らしを手に入れるには、熱移動の3原則を知る必要があったのです。

熱移動の3原則とは

1.対流

対流とは流体の流れによって熱が伝えられる現象を指す。身近なところではストーブが対流熱を利用しています。

2.伝導

伝導とは物体内の高温部から低温部へ向い隣接部分を通じて順に熱が移動する現象を指す。アイロンは伝導熱を利用しています。

3.輻射

輻射とは物質内部の電子がエネルギーを受け取り、空気中に熱線(電磁波)を発生させる現象を指す。電子レンジは輻射熱を利用しています。

熱移動の3原則

我々が体感する熱の比率は

対流:伝導:輻射=5%:20%:75%
熱移動の比率

なんと輻射が75%を占めており、対流・伝導については足しても25%でしかないようです。現代の住宅は断熱性ばかりうたっていますが、断熱材は対流熱、伝導熱が室内に伝わるのを遅くする材料であり、輻射熱に対してはなんの効力も持ちません。
輻射熱への対応は現在ほとんどなされていないのが現実です。

熱に強い住宅を作るには輻射熱に強い造りにする必要があることを御理解いただけたでしょうか?

遮熱という考え方

輻射熱を跳ね返すことを遮熱と言います。

今、断熱から遮熱へと熱の考え方が変わってきています。
「夏涼しく、冬暖かい快適な暮らしを手に入れる。」

屋根の葺き替え時であれば、遮熱材の敷き込みを行うことで、暑さ・寒さ対策をすることができます。

その遮熱材は輻射を99.9%跳ね返す「リフレクティックス」というモノです。

リフレクティックス

リフレクティックス遮熱工法の価格

屋根の葺き替えの際には

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渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
瓦寅工業株式会社は大正5年創業の100年企業です。社寺仏閣から戸建住宅まで幅広く、屋根工事専門店として施工させて頂いております。 その中でも「修繕の寅さん」は一般住宅の屋根修理、葺き替え、リフォームに特化した店舗です。屋根のトラブル問い合わせは屋根一筋100年、屋根のプロである修繕の寅さんに御一報下さい。 100年培った「知識、経験、技術」で工事させて頂きます。 【本社】大阪市生野区林寺1-5-14 【堺ショールーム】堺市中区大野芝町225-3 ≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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