瓦コースター製作ワークショップでの作品が焼きあがりました

こんばんは寅さんです。

1ヶ月前の9/25に大阪は生野区にありますまちのえんがわ【瓦コースター制作ワークショップ】を開催してきました。まちのえんがわとは㈱木村工務店さんが材木加工場を生野区に住む人が気軽に立ち寄れる憩の場として改装・提供した場所です。

瓦コースターとは

瓦コースターは屋根に葺かれている瓦と同じ原土をコースターに成形し焼き上げたモノです。自由にデザインでき、瓦本来のいぶし銀の輝きも再現しています。
表面にあえて炭素塗膜を施さないことで抜群の吸水性を持ち、コースターでよくあるグラスにくっついて一緒に持ち上がっちゃうや、飲む時に水滴がズボンにピチャってことがありません。

吸水試験をした動画をご覧下さい↓

瓦コースター製作ワークショップ

昨年に第1回目を開催したのですが、好評につき今年も開催しました。講師は瓦の産地である淡路島から大栄窯業の道上さん(瓦人)をお呼びしました。瓦コースターの第一人者だったと思います。違ったら御免なさい。

コースは2種類用意しました

①ガッツリコース
1枚のコースターを講師の指導の元、難しいデザインに徹底的に仕上げる
②シンプルコース
4枚のコースターを自分の好きなようなデザインに仕上げる

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開始前に入口で記念撮影

ワークショップはセミナーから始まります

普通のワークショップは作業工程の説明をして、「はいっスタート」ってのが一般的ですよね。こちらのワークショップでは木村社長から「建築への想い、材料と工具のお話、まちのえんがわのコンセプトなど」をお話し頂き、講師を道上さんへ代わり、「瓦への想い、自然の恵み、日本の風景」などを話してからスタートするんです。

だって瓦コースターを作ったぁ~だけで終わっちゃうともったいないですよね。

普段交わることがない瓦のプロと接するのだから。ここでしか聞けない瓦の話を聞かないともったいないです。

そんなワークショップなので、私達業者もすっごくやりがいがあります。

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講師の道上さん。熱い想いを伝えています。

ワークショップ中の風景

いざ、作業が始まると参加者は職人の顔に早変わりします。お持ちした瓦土は何百万年かけて蓄積した土層からしか取れないモノで、その瓦土と向き合うと誰しもが大自然の恵みに感謝し真剣になります。丁寧に丁寧にヘラを使い、彫る姿は職人そのものなんです。作業に没頭した作業場はシーーーンとし、ゆっくりと時間が流れます。

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瓦コースター完成まで約1ヶ月

それぞれのデザインで彫られたコースターは全て淡路島へ持ち帰り、乾燥して、1000℃を超える炎で焼き上げることで完成します。

コースター焼成

素晴らしい瓦コースターが焼きあがりました

①シンプルコース

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プロ顔負けの仕上がりに感服です
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小学生の作品。将来が楽しみですね^^

②シンプルコース

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木村社長一族の作品。さすが!の一言
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ヤクルトスワローズマスコットのつば九郎と子供?
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ハロウィン楽しみにしてるんだね^^
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ニモがとってもいい感じ^^
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このコースターでコーヒー飲んだらおいしいだろうなぁ
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レンコンコースターがgood!

これらの作品はまちのえんがわで展示された後、製作者の元へ引き取られます。

お引き取りに来られた時の表情を見れないのは残念ですが、皆さん仕上がりに満足したり、笑ったり、また作りたいと思ってくれることを切に願います。

最後に

私の本業は瓦屋根施工業者です。ぶっちゃけ瓦屋根施工をしないと飯が食えません。だからって今まで通り営業受注活動を行っていけば、私はこの先お仕事が無くなる気がします。だって日本人の瓦離れは加速しているし、そもそも瓦を使うような家に住まなくなった。マンションばっかりでしょ。特に都心は。

・少しでも瓦に興味を持ってもらいたい
・少しでも瓦の良さを体験してもらいたい
・家を建てる時に瓦を思い出してもらいたい

だから、瓦に触れるイベントを定期的に開催しています。

そんな想いです。

 

今度、主催でやろうかなぁ~寅さんワークショップ(^^)/ファイル 2016-10-26 15 01 44

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。

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