【知識・情報】屋根工事で騙されない為の基礎知識

こんにちは！修繕の寅さんの南です。

今回お伝えするのが、屋根工事で騙されない為の基礎知識です。基本的に屋根工事が終わっても、直接確認する事が難しい屋根工事では、どういった工事をしているかわからない事も多く、不安になっている方も多いはず！近年では施工写真を撮るのが当たり前になっている事もあり、そうした不安要素も徐々に少なくなってきてはいますが、実際どのような工事がダメで、どのような工事が良いかわからない事も多く、最終的には業者に言われたまま終わってしまうこともあると思います。ですので、今回は特にやってはいけない工事事例をピックアップしてご紹介していこうと思います。

もし今回ご紹介する事例と同じような屋根工事をされてしまっているお家がございましたら、すぐに調査依頼する事が望ましいですね。

1. 〈実録〉やってはいけない屋根補修工事事例
2. まとめ・お問い合わせ

〈実録〉やってはいけない屋根補修工事事例

その①　シーリング補修工事

上記写真は棟の役物瓦と熨斗瓦との隙間部分を全てシーリング処理をしている様子と平部瓦の谷部分にシーリング処理をしている様子です。
雨漏れの発生しているお家の多くは、このような誤った方法のシーリング処理が原因ですね。確かにこのようにシーリング処理をすることで瓦のズレや浮きはなくなりますね。しかしながら、瓦内に入った雨水はどこに出てくるのでしょう。
本来瓦内に入った雨水は隙間から抜けてくるのですが、誤ったシーリング処理によって、雨水の抜ける隙間が全て遮断され、徐々に建物内部へと侵入してしまいます。そして天井に溜まり雨漏れとして発生してしまう事になります。

その②　既存屋根材の上から防水工事？？

こちらの写真は、既存屋根材の上から塗装ではなく、防水工事をしている様子になります。
屋根の全てを防水工事で覆う事で雨漏れを防ごうと思っていたのかもしれないですが、当然屋根材との密着度も悪く、数カ月で剥がれや亀裂が発生しており、その箇所から雨水が入って、抜ける箇所もないため建物内部へ侵入し、雨漏れとなっていました。
本来屋根材の上から防水工事をするという施工はありませんので、どんな理由があろうともダメな補修工事ですね。

その③　雑な補修工事

こちらの補修工事では、瓦のズレなどを無くすために、シーリングや漆喰を塗りまくっている補修工事ですね。それにしても、お施主様が屋根に上らない事を良い事に、なんでも有りという考えで補修工事をしているのでしょう。
写真のようにシーリングや漆喰でガチガチに固めると、瓦のズレなどは無くなる可能性はございますが、施工方法も関係無しで、その①と同様の理由で雨漏れに繋がる可能性があります。そして何より見栄えは最悪と言えますね。

まとめ・お問い合わせ

ご紹介させて頂いた屋根の補修工事事例ですが、現在でも屋根の調査に行くと見かける事も多く、お施主様が気付かれていないケースが大半になります。
近年屋根工事業者もすごく増えてきており、お施主様も業者選びには頭を抱えていると耳にします。業者の中には、屋根工事経験があまり無いのに、仕事がほしいために工事費用を安くして、お施主様に提案している業者も多いです。もちろん費用が安いのは魅力的ですが、あまりにも費用が安い時は、特に疑いを持ち、施工方法や材料などを細かく聞いて、工事写真を細かく撮ってもらう事が大切になります。
そして会社設立をして何年経っているかも重要です。5年、10年保証で安心、安全を謳い文句で営業している会社も多いですが、実際にその会社は創業2年目や3年目で実績がなかったりと。ですが費用が安いと言う事で工事を依頼してしまって、ご紹介の工事事例のような仕上がりに、、、。

そうならないためにも創業何年で、実績がどれくらいあるか、どのような工事をしていて、どのような口コミがあるのか、そもそもどういった会社なのかなどを見極める必要があります。もちろん費用はすごく安い訳ではありません。しかしそれだけの工事をし、20年～30年先を安心してもらうための施工ですので、当然ですよね。そしてもちろん工事費用が高すぎてもダメですね。

弊社【瓦寅工業株式会社/修繕の寅さん】は創業107年の実績があり、どこの業者にも負けない施工力、提案力があります。そして安心保証です。5年、10年、15年以上先も何かあればすぐに駆けつけれる体制ですので、安心して工事を依頼して頂けます。
そしてわからない事や気になる事はなんでもご相談下さい。

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南力也

初めまして！修繕の寅さんの担当している南　力也です！私が修繕の寅さんを担当している最大の理由は、お客様と直接お会いし、お話しできて、尚且つ、工事完了後には笑顔で「ありがとう」と言われることで仕事のやりがいに繋がっているからです。修繕の寅さんの「南　力也に任せて本当に良かった！」と思って頂くためにも、これからもお客様と寄り添い、一緒に作り上げていきたいと思います。何事にも全力で取り組んでいきますので、宜しくお願い致します。