【補修工事】和瓦(塩焼き)棟を、七寸丸伏せに変更しました。|大阪府八尾市

 

こんにちは、修繕の寅さんの富川でございます。

今回ご紹介しますのは、塩焼き瓦の熨斗三段積み棟を7寸丸伏せに葺き替える工事をしました。この塩焼き瓦は現在制作されていないために、代用品として弊社では釉薬瓦の柿茶色を使用しています。

施工前

写真のように隙間から浸水した形跡があり、棟の葺き土が雨漏りにより砂のような状態になり、熨斗瓦の勾配が逆になり棟の中にどんどん水が入る状況でした。

施工手順

捲り工事

丸で囲まれた部分は、長年雨漏りして葺き土が濡れていました。このような状態で土が乾くと砂のようになり、葺き土が熨斗瓦を支えられずに勾配が段々と緩くなりやがて棟の内側に傾き、熨斗瓦が逆勾配になり、雨漏れの原因になります。このように一度雨の流れができてしまうと雨漏りが続き、最悪の場合には天井や壁などから雨水が染み出てきたりします。こうなってしまうと余分な工事が増えてしまい工事費用も上がり大変な事になり兼ねます。

棟金具取付

下地の棟木を取り付けるための強力棟金具を取り付けます。これに七寸丸をビス留めします。

棟際の半端瓦

既存の棟幅が広かったため半端の瓦が葺かれていませんでしたので、7寸丸伏せに変更するため、棟幅を狭くして半端の瓦を追加しました。半端の瓦をビスで留め付けます。

漆喰工事

現状不陸があり湿式工法にしました。材料はシルガード(白)使用しました。他にも乾式工法があり、その際は乾式面戸シートHYROLLを使用しております。

取り合い部分の仕舞

隣接屋根の境界部分は、取り外した鬼瓦を使用して棟留めにし、境界部分を仕上げていきます。

七寸丸伏せ

最後に七寸丸の天端から、棟木目掛けてビスを留め付けて仕上がりとなります。

工事費・概要

・地域:大阪府八尾市
・内容:陸棟約4m 和瓦のし積み棟 ➡ 釉薬瓦7寸丸伏せ に変更
・費用:約8万円 ※材料込み、足場は設置済

まとめ

今回ご紹介させて頂きましたように、棟を熨斗積みから丸伏せに変更することで、建物にかかる荷重を軽量化する事や、熨斗積みより手間が少ない分、工期の短縮にもなります。
修繕の寅さんでは色々な屋根材を取り扱い、また多種多様な施工ができる職人さんも多数在籍しております。
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富川徳次

 皆様初めまして、修繕の寅さんの富川と申します。保有資格は、かわらぶき一級技能士です。趣味は、釣り・読書・映画鑑賞です。瓦葺職人を28年、50歳で【修繕の寅さん】スタッフに、職人の経験と知識を活かし、お客様に寄り添いながら、ご提案をさせて頂き、大切なお家を雨風から守り、住んで安心を提供できるように邁進してまいります。

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