【工事事例】釉薬和瓦から釉薬和瓦へ葺き替え

こんにちは。悪徳屋根業者は許さない! 「伝統を守る老舗瓦屋4代目」の渡邊です。
屋根の葺き替え工事の御紹介です。葺き替え前から工事行程、葺き替え後の写真まで公開してます。

U邸表紙

工事概要

  • 大阪市東淀川区U様邸 葺き替え工事
  • 釉薬和瓦濃チョコ⇒朝日窯業 淡路産釉薬和瓦53判濃チョコ
  • 屋根面積56㎡ 3F建て

Before

弊社への相談きっかけは雨漏れでした。3階天井に雨染みが出ていました。

原因は経年劣化による棟の崩れでした。特にのし勾配が反っており、棟中心に水が流れやすくなっていました。
その為にしっくいが剥がれ、葺き土が湿ってコケが生えている箇所もありました。

U邸2

・面戸しっくいが剥離
・コケが生えている

U邸1

・面戸しっくいが剥離
・のし勾配が反っている

U邸3

・鬼廻りしっくいが剥離

今回は平部の葺き土も劣化しており、地瓦のズレ始めがあった為に、葺き替えにて御発注頂きました。

途中行程

まずは既存瓦をめくり
結構土が乗ってますねぇ。葺き土もキレイに撤去します。この日は風が強くでホコリが舞わないように気を付けました。

FullSizeRender5

旧野地板が見えました。一部を開口して小屋裏(天井上)に落ちた土やホコリを丁寧に掃除します。

FullSizeRender8

旧野地板の上から新野地板を増し張り(コンパネ12mm)きっちり垂木に釘止めしてます。

FullSizeRender24

新野地板が張り上がればルーフィング(防水)を張って下準備の完了です。

FullSizeRender43

瓦桟木を瓦寸法で割り付けて釘打ちします。そして、瓦揚げ。

U邸葺き1

万十軒瓦から施工し、地瓦へ。しっかり釘留めします。

U邸葺き2

じ地瓦が葺きあがれば棟を積んでいき、屋根工事完了となります。

U邸葺き3

After

きれいに葺きあがりました^^

U邸葺き5

 

U邸葺き4

まとめ

こちらのお宅は和瓦から和瓦への葺き替えでした。耐震のこと・重量のことも気にされており、カラーベストでの葺き替えも検討されておりました。現在の瓦葺き工法では平部に土は使わないので葺き替えるだけで屋根が軽くなることを御理解頂き、それなら和瓦の方がいい!となりました。カラーベストに変えることで見た目が貧相になるのはちょっと嫌ですよね。

和瓦がある風景を守れてよかったと思います。
ありがとうございましたぁ^^

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。

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