お寺の屋根改修工事では定例会を開く必要があります。

今日は昼から工事現場の定例会です。

前々からFacebookで投稿しているのですが、お寺の屋根改修工事の件です。

なぜお寺の屋根改修工事では定例会を開くのか

住宅の屋根改修などでは、特に定例会とかはないんです。理由はお施主様と工事会社間のやり取りだけだから。

お寺の場合は関わる人がとても多くなります。ご住職だけではないんです。

お寺の工事代金はご住職が全額支払うのではなく、檀家様からの寄付金で支払われます。なので檀家様の中から数人が選ばれて修復委員会が発足することが多いのです。檀家総代に副総代、会計、書記、幹事、相談役などなど複数人で組織されます。

なので、修復委員会、ご住職、設計士さん、複数の業者など多くの人と、工事の進捗や細かい打ち合わせ内容を共有する必要があるし、大事な決め事は全員がいる公式の場で決めて、議事録に残す必要があります。

こうすることで言った言わないのトラブルが起きなくなりますし、皆さんの意向を確認することができる。要するに工事自体がスムーズに進むわけです。

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今の段階は現場周辺の整備と足場組段階なので、報告事項は少なく月1回の定例会をする予定。佳境を迎えるとおそらく月2回ぐらいになるかなーと思います。

まだまだ始まったばかり。しっかりきっちりお仕事させてもらいます!!!

以上

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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