【実録】震災被害に遭った屋根の葺き替え工事事例

こんにちは!修繕の寅さんの南 力也です。

今回は震災被害に遭った屋根の葺き替え工事事例を紹介します。
和瓦からシングル材に葺き替えました。

既存和瓦屋根の撤去作業

既存の和瓦屋根は土葺きで、土の量も多かったです。
※屋根調査の際に土葺きかどうかもきちっと調査した上で見積りをさせて頂いております。
※土葺きの場合は産廃費用も桟葺きより少し高くなります。

 

既存和瓦屋根、土撤去後

・土居葺きとは?
椹(さわら)の木を薄く切って板状にしたものを重ねて、竹釘で留め付けていく工法です。
とんとん葺きとも言われています。
現代のようなルーフィング(防水紙)がない時代に、土居葺きがルーフィングの役目をしていました。

屋根・野地の形成

屋根の野地合板は12㎜厚を使用し、千鳥貼りで施工しています。

屋根ルーフィング

・材料メーカー: 田島ルーフィング株式会社
・材料名: ニューライナールーフィング
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、最高級の品質を誇る下葺き材になります。

屋根葺き工事

・商品概要

・材料メーカー:田島ルーフィング株式会社
・材料名   : ロアー二Ⅱ LS-1(黒)

・特徴
軽くて柔らかい材で緩勾配から急勾配にも対応していて、釘と接着材を併用して葺いていくため、強度が増し、地震・台風によって落下することもありません。プレセメント加工がされているので、施工スピードも上がります。

今回は普通勾配なので釘5本留め付けになります。
※プレセメント加工された上に本体を重ねていき、時間が経つと接着されていきます。
・1.5寸勾配以下の場合の施工
釘は2本留め付けになり、シングル用セメントを使用します。


棟は同質材で施工していくため、綺麗に仕上がります。

屋根工事完了・まとめ・お問い合わせ

落ち着くスッキリとした屋根になりました。
しかし近年では様々な屋根材があるので、どの屋根材にしたらいいかわからないと思う方も多いはずです!
そこで修繕の寅さんでは屋根の調査をした上で、お客様の要望を取り入れ、それにあった提案をしていきます。
・お問い合わせ
気になる方はぜひご連絡下さい。
無料で屋根の調査にお伺いさせて頂きます。
修繕の寅さんでは外壁工事も受け付けしていますので、何か気になることがあれば調査の際になんでも聞いてください!!

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初めまして!修繕の寅さんの担当している南 力也です! 私が修繕の寅さんを担当している最大の理由は、お客様と直接お会いし、お話しできて、尚且つ、工事完了後には笑顔で「ありがとう」と言われることで仕事のやりがいに繋がっているからです。 修繕の寅さんの「南 力也に任せて本当に良かった!」と思って頂くためにも、これからもお客様と寄り添い、一緒に作り上げていきたいと思います。何事にも全力で取り組んでいきますので、宜しくお願い致します。

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