日本の冬景色。雪と瓦と和。

こんにちは。悪徳屋根業者は許さない! 「伝統を守る老舗瓦屋4代目」の渡邊です。

火曜、水曜と二日間、兵庫県の香住と出石にいってきました。私はお得意先様の業者会で副会長をやってて、今年から関西組織から全国組織に移管されるので、解散旅行でした。

目的はこれかはもヨロシクねってことで懇親ですが、本当の目的は美味いカニを食うってやつです^ ^

山を越えるとそこは別世界

大阪、神戸は快晴でしたが、「トンネルを超えるとそこは雪国だった」。兵庫県でも南と北ではこんなに気候が異なるんですね。

ここ4年程は趣味だったスノーボードにも行けてなかったので、すっごく雪景色はキレイだなぁって思いました。来年は娘が4歳なのでゲレンデに連れて行こうと思いました。

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香住は和風の民宿がメイン

香住はカニで有名ですが、大きな旅館やホテルは無く、家を改造したような民宿がメインです。宿泊した三宝さんは玄関に瓦が使用されていました。

使用されていた瓦は石州瓦

瓦の三大産地は
・淡路(兵庫県)
三州(愛知県)
石州(島根県)

私の会社がある大阪ではほとんどが淡路瓦と三州瓦を使用します。兵庫県でも南の方では淡路瓦と三州瓦です。

なぜ香住は石州瓦を使用していたか?

それは雪国だからです。一昔前の淡路瓦は寒さに弱く、雪国には向いていない瓦でした。淡路のいぶし瓦の特徴はキメが細かくキレイないぶしがのっています。その反面、吸水率が若干高めで凍害を起こしやすいのです。

石州瓦はいぶし瓦では無く、瓦表面に釉薬をかけ焼き上げる、陶器瓦になります。焼成温度も高く吸水率が低いのが特徴です。なので雪国に向いている瓦と言われています。

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室内にも瓦が葺かれていました。

玄関扉をくぐり受付に行くと室内にも瓦が葺かれていました。

室内に瓦庇があると一気に和の雰囲気が拡がります。旅館や料亭、温泉などに室内瓦庇があるのは、日本の伝統文化に瓦は強い繋がりがあるからだと思います。

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瓦と雪の織り成す風景に感動

2日目は出石(いずし)に寄ってきました。やはり出石も雪景色だったのですが、瓦と雪の織り成す風景に感動を覚えました。

「なんて綺麗なんだ」

心休まる空間でした。

冬の寒さすら楽しめる日本の冬景色です。

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現代建築物、特に一般住宅で純和風にすることは難しいかもしれません。しかし、室内庇のように僅かなスペースに和を取り入れることはできると思います。

生活の中にほんの少し、和を取り入れることで、心休まる場所を作れるのではないでしょうか?

和を感じ、心休まる

誰しも心のどこかに和を持っているはず。

 

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。

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