価値を伝えることが出来なければ会社は亡くなる

こんにちは。悪徳屋根業者は許さない! 「伝統を守る老舗瓦屋4代目」の渡邊です。

先日、屋根、外壁塗装、樋交換の外装まとめてリフォームの御相談があり、現地調査に行ってきました。

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御主人「築年数からしてもそろそろやらなアカン思うねん。」

私  「築何年ですか?」

御主人「築40年ぐらいやわ。そろそろやろ?」

私  「そろそろですね。」と、答えて屋根と外壁の調査を始めました。

すると、瓦屋根めっちゃシッカリしてる!地瓦は全然ズレずにピシッと雁足通ってるし、棟も真っ直ぐ通って問題なし。経年で少し瓦の色が褪せてるかな程度でした。もしかして空葺きで釘止めかな?と思って瓦めくるとしっかり土葺きだった。

そして、壁。一度塗装されていました。しかし、うすいクラックが2箇所程入ってるだけで、モルタルはシッカリガッチリ厚く塗られており、とても良く施工されてました。

調査が終わり、ご主人に状況を御説明して「ところで、ここを建てた建設会社には相談しなかったんですか?」と、聞いてみました。

すると、「倒産しちゃったんだ。」って

優良建設会社がなぜ倒産したのか?

地域密着型で、お施主様の要望を叶えて、施工はしっかりしていて、長持ちする家を建てる建設会社。

当時は地域から信頼され、仕事の依頼は多かったのだと思います。しかし、バブル崩壊後、国民の所得は下がり、建設予算も下がっていきました。するとローコスト住宅が横行するようになり、価格競争に巻き込まれていったのです。でも、こだわりの強い建設会社は今までと同じ仕様で、同じ現場管理で、同じ手間暇をかけて住宅を建設した。価格だけはローコスト住宅に対抗する為に下げてしまった。

そりゃ倒産しちゃいます。支出は今までと同じなのに、収入が減るんですから、健全経営できる粗利確保ができない。でも、建設コストを下げると良い住宅を建てれないことが嫌なので頑張っちゃう。これじゃ、駄目ですね。

この優良建設会社は自社の価値を伝えていなかった。

低価格帯の住宅を販売する建設会社と同じ土俵にあがっちゃったら駄目ですね。低価格では建てれない住宅を建てているんだから、低価格住宅を買いたいお客様はその建設会社のお客様では無かったってことです。

自社の価値、すなわち自社の建築へのこだわりをしっかりとお客様へ伝えていたか?

価値を共有できるお客様を探していたか?

ここがキーポイントだと思います。

瓦寅工業は価値を伝えれているか?

瓦寅は決して「どこよりも安い!」わけではありません。瓦寅以外でもっと安く工事をする会社はたくさんあります。

でも、工事品質はどうでしょうか。安ければ品質に必ず無理が生じます。手抜きを行う業者も出てきます。

「どこよりも誠心誠意、確かな仕事をする会社!」
しっかりと現場状況を把握し、適正な工事方法を割り出し、正確に工事を行うことが大事です。だから、競合の値段が安くても決して合わせることはしません。弊社が出す見積にはしっかりとした理由があり、その理由を伝え、納得頂いた上で御契約します。しっかりきっちりと。

それが瓦寅工業の価値だからです。

その価値を伝えれているか。伝わっているか。

そこが大事なんです。

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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