瓦に関わる3つの資格について。その意味合いと必要性について考えてみました。

先月に瓦屋根診断技士という資格を取得しに講義を受けてきたのですが、テストに合格していたようで証書が届きました。

瓦屋根診断技士のことを書いたブログはコチラ→瓦の上級資格【瓦屋根診断技士】ってどんなの?

で、資格のことで少し思うことがあって考えを書いてみます。

瓦の3つの資格とは

  • かわらぶき技能士<1級/2級>
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

 

◎かわらぶき技能士

2かわらぶき

国家資格であり瓦葺きに関する技術・知識を習得していることを示すものです。

試験は学科と実技試験があり、両方を合格した者に与えられます。また受講には実務経験が必要で、2級は2年以上経験、1級は7年以上の経験もしくは2級取得後2年以上経過の必要があります。
一度取得すると一生有効です。

◎瓦屋根工事技士

技能士

瓦屋根工事の管理者の資格で、構法・設計・施工・品質管理など幅広い知識を取得していることを示すものです。

上記のかわらぶき技能士は実際に工事を行う職人よりの資格なのに対して、この資格は職長や事業主に求められる資格です。こちらも受講には実務経験が3年以上必要となります。丸1日の講習を受け、後日学科試験があります。学科試験の中では一番難易度が高い。
5年ごとに資格更新があります。

◎瓦屋根診断技士

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瓦屋根の診断における専門的な技術・知識を習得していることを示すものです。上記「かわらぶき技能士」と「瓦屋根工事技士」の両資格を持ち合わせたものしか受講することのできない、いわば上級資格と言えます。

半日の講習を受講し、最後に学科試験を受ける必要があります。
5年ごとに資格更新があります。

 

資格にはどんな意味合いがあるのか考えてみた

資格とは専門能力を所有しているかを証明するモノ

昔は資格なんて必要なかったかもしれない。インターネットも無く、悪徳訪問業者もいない時代。一つの町でコミュニティができていて、建物のことなら〇○工務店のおやじにお願いする時代。その工務店が信頼できる瓦屋を連れてくる。代々永い付き合いがある先にお願いしてきたわけですよ。

どんな人、会社か知っていたら資格をもっているかどうかなんて関係ないですよね。腕の良し悪しをわかってお願いしているんだから。

でも、時代は変わって生まれ育った町から出て、新しい町で住み始めることが多くなった。周りに知り合いはいないし、当然信頼できる工事店なんて知るはずもない。そんな時は新たな知り合いの口コミかな。会社の人やご近所さんの紹介。この時点でも、資格は必要ないのかもしれない。信頼できる人からの紹介なら疑う人も少ないだろうから。

でも、今の時代どれ程の人が、人からの紹介で消費をしているだろうか?スマホの普及からインターネット検索が爆発的に増え、40台、50台は当たり前。60台以降でも十分にスマホを使いこなし消費をしている。

知り合いに専門業者がいなかったら?ご近所付き合いをしていなかったら?

スマホで検索して、それらしいホームページを構えている業者に連絡してしまうでしょう。どんな内容の会社か人かもわからないままに。だから悪徳業者は減らない。

やはり、資格は必要だと思う。

自分を証明する唯一の方法じゃないかな。私はちゃんとしてますよ!って証明。

なにより消費者の為に必要です。

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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