沖縄と言えばシーサー。シーサーは家の守り神なんです。魔除けの意味合いがあります。

1泊2日の沖縄出張です。出張っていっても会議は3時間程度でして、ほとんどお遊びみたいなものです。全国の代理施工店が集まって情報交換を行っています。そして、明日はまたまたゴルフです汗

沖縄の焼き物といえばシーサーですよね。シーサーを作ったり、色付けしたりする体験コースは観光客には大人気です。

今やシーサーは置物のイメージ強いですが、もともとは屋根の上に乗っていたもの。沖縄の特徴でもある赤瓦の上に乗っていて、家を守る魔除けとして使用されていました。

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本州でいう鬼瓦と同じ意味合いですね。ただし、据え付けの位置に違いがあります。鬼瓦は棟といわれる場所の端部に使用されます。棟の端部にフタをするという意味合いもあり、屋根の一材料です。

シーサーは玄関上の屋根面ど真ん中に据え付けます。シーサーそのものに雨水を遮る役割はなく、装飾として乗るんです。

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どちらかというと鍾馗(ショウキ)さんの方がシーサーに近いかなと思います。

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鍾馗(ショウキ)さんって誰?

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むかーしむかーしのことじゃったぁーーー

江戸時代に町屋に住む若奥さまが原因不明の病にかかったとさ。色々と医者にかかるもよくならない。そんな時に東洋系のお医者さんが隣の家の屋根に鬼瓦を見つけたとさ。すると東洋系の怪し目のお医者さんが「もしかしたら、この鬼瓦が邪気を跳ね返して奥さまに直球きてるんちゃいまっか」と言いました。鬼に勝てるのは中国の豪傑武将「鍾馗(ショウキ)さん」しかないといって飾ると、あっという間に原因不明の病気が治ったのがはじまりです。

京都では今でも鍾馗さんを屋根に据付けることがありますが、大阪ではたまーにしかないかな。お施主様が上記の逸話を知っている場合だけ。逆にこの逸話を知ってると屋根に鍾馗さんを乗せたくなりますよね。

鬼より強い魔除けですし、なんかチョコンと屋根に乗ってると可愛らしい。

据え付けの方法を考える必要はありますが、瓦の上じゃなくてもつけれます。カラーベスト、金属屋根でもオッケー。玄関や門や塀に据え付けても面白いですね。

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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