ドローン屋根点検のメリットとデメリットとは|テラルーファー活用

 

こんにちは。修繕の寅さんの渡邊です。

ドローンを利用した屋根点検サービスが近年主流となってきています。ドローンが登場するまでは私達のような屋根専門業者がハシゴで屋根に直接上がっていましたが、正直言って軒先の点検などはとっても危険です。屋根点検中に落下して怪我をする事故が全国で発生しています。

ドローンは人が高所に上がる必要がなく、屋根全体の点検写真が撮れますし、高性能のカメラを積んでいますのでズームアップで細部を確認することもできます。いわゆる目視点検であればドローンで十分だと思います。

その反面、屋根材自体の劣化、釘ビスなどの緊結の緩み、葺き土のへたり具合、板金の摩耗などは目視点検では難しく、屋根のプロの触診点検が必要となり、完璧に屋根点検を行うにはドローンによる目視点検屋根のプロによる触診点検両方が必要です。

安全で便利なドローン屋根点検のメリットとデメリットを解説します。

 

ドローン屋根点検のメリットとデメリット

 

【5つのメリット】

メリット①  ドローンは人が屋根に上がる前の状態を記録できる

昨今、悪徳訪問業者による屋根工事被害が消費者センターに多数相談があるようです。手口はほとんどが「近くで屋根修理をしてたら瓦がズレてるのが見えたので、無料でいいので点検しましょうか?」と言い、屋根に上がるとお施主様から見えないことをいいことに人為的に瓦をずらしたり割ったりするようです。

お知り合いの屋根屋さんや相談できる建設会社があれば安心ですが、ほとんどの場合はインターネットで検索してどんな会社かわからないけど依頼されているのではないでしょうか。ホームページは立派だけど実態は悪徳ってこともよくあります。
参考記事:【危機回避】騙されない屋根屋さんの5つの選び方

屋根にハシゴを掛けて上がる前に、ドローンで屋根全体の状態を記録しておくと、お施主様も安心ですし屋根工事業者も後のトラブルが減るのでとってもメリットがあります。

メリット②  人が登れない屋根であっても調査ができる

人が屋根にハシゴを掛けて上がれない場合があります。
・屋根勾配(傾斜)が急過ぎる
・3F建て以上でハシゴがかからない
・狭小地でハシゴをかける場所がない
・人が上がるだけで屋根材や野地、垂木が損傷する恐れがある場合

こんな場合は調査の為の仮設足場を組んだり、高所作業車を利用したりしますが、調査の為の費用がとても高価になってしまいます。ドローンで屋根点検であれば、上記のような悪条件であっても問題なく調査することが可能です。

メリット③  気になるところを重点的に点検できる

ドローンの操作は地上で行うので、お施主様が気になるところ(雨漏れ箇所など)を操作者に伝えれば、重点的に屋根点検することができます。ドローンのリモコンにはipadが付いているので、画面を一緒に見て説明を受けることが可能です。画面を見ながら説明を受けることで、修理の必要性とその理由をより理解することができます。

メリット④  屋根面積や寸法の実測を安全に行える

屋根工事の見積をするには屋根面積や修理箇所の寸法を実測する必要があります。人が測る場合はスケールを持って測るのですが軒先などはとても危険です。

ドローンには自動計測機能がある(ドローン管理アプリによる)ので短時間で屋根の実測が可能となります。ドローンで測れない箇所は人が瓦一枚の葺き寸法を測り、掛ける枚数で計算することも可能です。

ドローン自動計測と、人の実測を掛け合わせることで、より正確な屋根面積・寸法を出すことができ、より正確な見積を提出することができます。

メリット⑤  点検時間を短くできる

人が屋根調査をする場合はまず屋根伏図(屋根の形状を図示化)を書いて、写真を撮った箇所を伏図に記入していくのですが、ドローンだと全景を撮影してその後撮影箇所をポイントしていけばいいので点検時間が15分程度で終えることができます。

 

【5つのデメリット】

デメリット①  ドローンでは触診点検が出来ない

屋根材自体の劣化、釘ビスなどの緊結の緩み、葺き土のへたり具合、板金の摩耗などはドローンによる目視確認では難しく、実際に屋根のプロが屋根に触れて点検する必要があります。特に和瓦の棟で重要な熨斗瓦(のしかわら)の勾配計測などは実際に屋根に上らないとわかりませんし、緊結状態が適性かどうかは力を加えて動かないか確認が必要です。

特に雨漏れの場合は疑わしい箇所を一時的にめくり原因を突き詰める必要があり、これらはドローンでは触診点検が出来ないので人が行う必要があります。

デメリット②  ドローンでは屋根材の特定が出来ない

屋根に葺かれている屋根材の特定がドローンでは出来ません。全面葺き替えであれば屋根材の特定の必要性が低いですが、補修の場合は既存屋根材の補充が必要となる為、屋根材を特定する必要がございます。

ドローンで撮影した写真でおおまかな瓦の種類はわかるのですが、どのメーカーのなんという瓦なのかは近くで瓦表面の形状を見るか、瓦の裏の刻印を確認する必要があります。

特に和瓦は色々なサイズが存在するのでサイズの特定も必要となります。
また、瓦色の判断を写真で行うのは非常に難しいです。光の当たり具合で全く違う色に見えることがあります。

デメリット③  ドローンの落下による事故損害

ドローンの操縦ミスや予期せぬ突風などにより、建物に接触するなどの落下事故が考えられます。ドローン自体には対物感知機能が付与されていますが、電線などの細い物体を感知しないことがあります。

ドローンの対人・対物賠償責任保険に加入するようにしましょう。

デメリット④  ドローンの飛行音

ドローンは4つのプロペラを高速回転させて飛行します。プロペラから発する音はそれほど大きな音ではないのですが、近隣さんがベランダにおられたり、窓を開けておられると気になる可能性があります。

近隣さんには事前にドローン屋根調査を15分程度行うことをお知らせしておいた方が無難です。

デメリット⑤  予期せぬプライバシー権侵害

ドローン点検で問題になりうるのがプライバシー権侵害です。屋根点検の場合は対象物件の屋根を撮影するので、関係のない人やモノが映り込む可能性は低いのですが、0とは言えません。

もし、近隣さんのベランダや部屋内が映り込んだり、近くを通りかかった人が映り込んでしまった場合はその写真を使用しないか、モザイクをいれるなど配慮が必要です。

 

修繕の寅さんのドローン屋根点検

ドローン診断アプリ「Terra Roofer(テラルーファー)」

修繕の寅さんはドローン業界大手のテラドローン株式会社が開発したドローン診断アプリ「Teera Roofer(テラルーファー)」を契約しています。対人・対物賠償責任保険やプライバシー保険、飛行申請や飛行計画の登録などがオールインワンパッケージとなっています。

ドローン飛行に必要な事前申請や飛行禁止区域の確認などをしっかりと行っています。もしもの事故の場合には保険加入していますのでご安心下さい。

引用元:テラドローン㈱

ドローンの飛行操作は屋根のプロが行います

修繕の寅さんでは屋根のプロがドローンを飛行させて屋根点検を実施しています。また無人航空機操縦士の資格も保有していますので、ご安心下さい。

≪修繕の寅さん 担当者 南力也≫
保有資格:瓦屋根診断技士、無人航空機操縦士

【費用】ドローン屋根点検

費用:10,000円(税込)
内容:ドローンによる屋根撮影
   写真データの提供
対象:一般戸建住宅
地域:大阪府全域

とりあえず現状の屋根の状態を知りたいお客様に「ドローン屋根点検」をお勧めしています。

【費用】ドローン屋根点検+屋根のプロによる触診点検

費用:20,000円(税込)
内容:ドローンによる屋根撮影
   写真データの提供
   +屋根のプロによる触診点検
   +屋根報告書の提出
対象:一般戸建住宅
地域:大阪府全域

屋根の劣化状態を知りたいお客様に「ドローン屋根診断+屋根のプロによる触診点検」をお勧めしています。
普段の生活で目に見える症状(問題)がないと、屋根が健全と思いがちですが、経年劣化は知らぬ間に進んでいくものです。ゲリラ豪雨や台風シーズンの前に点検しておき、事前に修理・補強しておくことで大きな被害(屋根材飛散、雨漏れなど)を避けることが出来ます。

※既に雨漏れや、屋根材の割れ・欠け・ズレなど不具合が発生しているお客様は、屋根のプロによる触診点検をさせて頂きます。
これらの場合は修理が必要となり修理工事に費用がかかりますので、点検費用は無料とさせて頂いております。但し、調査物件の条件(3F建て以上、急勾配、狭小地など)によっては、可能な限り触診点検を行い、触診点検が不可能な範囲はドローン点検を代用させて頂きます。

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渡邊智仁

渡邊智仁

代表取締役社長瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
私は昭和56年生まれの酉年で大阪生野の創業100年老舗瓦屋に生まれ育ちました。ずっと大阪にいる生粋の大阪人です。
関西大学卒業後は、瓦ではなくSIに興味を持ち㈱大塚商会のシステム販売営業マンとして7年間頑張りました。が、そろそろ親孝行をしようと思い始め、30歳を契機に瓦業界に飛び込みました。血筋のせいかすぐに瓦業界にも馴染み、営業と現場管理を経験し、今は経営に携わっています。
100年間、まじめにコツコツと建築に携わってきた【経験・知識・実績】で皆様方の大事な家を守っていきたいと思います。
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者

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